現代人にファスティングが必要な理由は、体内に蓄積された有害物質をデトックスしなければ自然治癒力が正常に働かないためです。

体を元の状態に戻そうとする自然治癒力の働きが正常でなければ、「真の健康」は手に入りません。
「飽食の時代」と言われている今、私たちはいつでも場所を選ばず好きなだけ食べられる豊かな環境にあります。
ですが、現代社会ではコンビニにやファミリーレストラン、ファストフードなどで食事を済ませる人が増えた事から健康問題が懸念されています。

コンビニやファストフードは確かに便利ですし、時間のない現代人にとってありがたいものですが、加工食品が多く高カロリーでバランスの悪い食事に偏りがちです。
また、食品の中に含まれる食品添加物や残留農薬、有害金属、環境ホルモンなどの弊害も軽視できません。

どんなに食生活に気を使っていても、肉、野菜、魚介類など多くの食品に含まれている有害金属などは完全に摂取しない事は難しいのが現状です。

こうした有害物質が体内に蓄積されていくと正常な体のリズムが崩れはじめ、次第に様々な不調に繋がります。

私たち現代人は、どんなに気を付けていても体内に入ってくる有害物質を完全にシャットアウトする事はもはや不可能だと言えます。
だからこそ、デトックスで体内に蓄積された毒素を積極的に「出す」事を考えなくてはなりません。

基本は正しい食事と運動で、体が本来持っている解毒能力を目覚めさせる事ですが、定期的にファスティングを行えば腸内環境が改善され出す力を高める事ができます。

リセットを終えた体は本来の正常な機能を取り戻し自然治癒力の働きも高まります。